落語の中の言葉276「落語に出てくる狂歌」 落語には時々狂歌が出てきます。僅かですが詠んだ人の名前の出てくるものもあります。 庭に水新し畳伊予すだれ 数寄屋縮に色白のたぼ 蜀山人(五代目柳家小さん「青菜」) 西日さす九尺二間に太っちょの 背なで児が泣くままが焦げつく 蜀山人(同「青菜」) まだ青い素人… コメント:0 2025年03月20日 狂歌 幕臣当主の外泊 伝馬證文 続きを読むread more
落語の中の言葉275「お歯黒どぶ」 古今亭志ん生「首ったけ」より かつて、落語の中の言葉80「お歯黒」続で、 「首ったけ」(五代目古今亭志ん生)でお歯黒どぶのことを「あのお歯黒どぶてエものは、汚ねエのなんのって、真っ黒だから、お歯黒に似ているからお歯黒どぶという」といっているが、二千人以上の遊女がお歯黒をするのであるからどぶが真っ黒になって当然である。… コメント:0 2025年02月28日 お歯黒どぶ 続きを読むread more
落語の中の言葉274「比翼塚の小紫・下」 最後に比翼塚について見ます。 「比翼塚の小紫・上」で見た物語中の比翼塚は以下の通りです。 ①「安楽寺留書」 権八郎墓所へ同葬遣し候て青石を建、比翼塚と印シ三尺程之桜植候事。 但其後三回忌之砌ハ一丈餘之大木ニ成り連理と成り候事。 ②「石井明道士」 権八と一所に埋めて比翼塚と名を付べしと是にて互ひに成仏たらんと一つに築込ミし… コメント:0 2024年12月10日 小紫太夫 比翼塚 続きを読むread more