雑話20「火附盗賊改」 前回触れた火附盗賊改について少し紹介します。 平松義郎『江戸の罪と罰』には次のようにあります。 火付盗賊改は江戸およびその周辺で火付、盗賊およびこれに準ずる「ゆすり」、「かたり」、「ねだり」、もしくは博奕犯を捕え、かつ裁判する警察官的役職である。先手頭一名が本役に任じ、兼任なので加役という。冬の間だけ他の先手頭一名が本役を助け、狭… コメント:0 2025年02月10日 火附盗賊改 続きを読むread more
雑話19「江戸で暮らす」補正・下 ******************************** * 139 正保期(一六四〇年代半ば)、神田の堀丹後守屋敷前の通称 * * 「丹前風呂」に勝山・市野・采女という人気の湯女が相ついで * * 現われた。旗本奴や、男伊達が売り物の町奴らが客となって競 * * い合い、ついに承応二年(一六五三)、両者は大ゲンカとなっ… コメント:0 2025年01月20日 湯女風呂 飯盛女 火附盗賊改 続きを読むread more
雑話18「江戸で暮らす」補正・上 『江戸で暮らす。』(丹野 顯著2010年新人物往来社刊)から補正が必要と思われる事項をいくつか採り上げます。始めの数字はページです。 ********************************* * 48 山東京伝は「通言総籬」で「拝み搗きの米を食う」のが江戸 * * っ子の豪儀さのように自慢したが、そんなつき方をしたら… コメント:0 2024年12月31日 拝み搗き 江戸三座 続きを読むread more